「マイナンバーカードに健康保険証機能を」で騒然

= ネクタイ派手夫の保険流通革命(保険ショップ成功のカギ)=

マイナンバーカードを使ったDXが動き出すことが報じられ話題になりましたね。

河野太郎デジタル相は、2年後の2024年秋に現行の健康保険証を廃止し、「マイナ保険証」に切り替える方針を示し、賛否を呼んでいます。診療のデータをまとめたプラットフォームができれば、創薬の進歩や医療の効率化につながるのは理解できますが、医療の現場でのカード対応は道半ばで、円滑な移行への環境整備が欠かせないとメディアも取り上げていました。

日本は国民皆保険のもと、全ての国民が保険証を持っている国です。政府はマイナ保険証の導入にあたり、現行の保険証は将来的に原則として廃止するとしていましたが、今回は具体的に切り替えの期限を定めたことになります。2024年度末に開始を予定していた運転免許証との一体化は計画の前倒しを検討するとしています。マイナンバーは住民票を持つ全ての人に割り当てられ、カードは本人確認やデータ閲覧の入り口となります。保険証や運転免許証などのデータが匿名になったうえで連携されれば、個人情報が公共財として活用される一歩になり得ると報じていました。

一体化の利点は医療機関同士で患者情報の共有ができるようになることにあります。処方した薬や特定健診(メタボ健診)、診療の種類といった個人に関する医療情報が蓄積され、異なる医療機関でも情報を共有し、患者に適切な診療をできることになります。将来的には電子カルテや電子処方箋の共有も可能になる見通しだとしています。情報が共有できれば、重複投薬や重複検査の減少につながる可能性もありますよね。ネクタイ派手夫のように心臓冠動脈バイパス手術を受けると、MRI検査一つやるにしても心臓担当病院に確認しないとやってくれませんので、連携ができると大変楽になりますね。

皆さんはマイナンバーカード取得済みですか。

マイナ保険証の登録数は現在約2500万で、普及率はおよそ2割しかないそうです。テレビCM使ってキャンペーン的な展開もしていますが、個人情報の国による管理につながるとして拒否する方が多いのも事実です。もっと国による説明が必要ですよね。普及の一つの軸として全国の保険代理店を使ってくれたら良いのに・・・。

11月8日午後開催の第56回結心会定例会初日は日本銀行の金融広報中央委員会の方が来られ、資産所得倍増に向けた金融リテラシー向上に全国の保険代理店を活用するようにアピールしたいと考えています。

また、定例会二日目には「LINEを活用した企業従業員へのオンライン診療」という提案があります。大変興味深い提案ですので、是非ご参加下さい。参加申込みは「結心会」ホームページからお願いします!

ご参加お待ちしています。