店舗というインフラを活用して打って出てみる

= ネクタイ派手夫の保険流通革命(保険ショップ成功の鍵)=

薬局大手のクオールホールディングス(HD)は「ローソン」加盟店として「出張コンビニ」を始め、ホームセンターのカインズ店舗が拠点の宅配サービスを拡充することが報じられました。

自動車が無ければ日常の買い物が難しくなる「買い物弱者」の増加が予想される中、きめ細かい販売網を構築して需要に応えるとしています。

また、長引くコロナ禍で自炊に疲れ、夜ご飯は手軽に済ませたいという人が増えていますが、こうした需要を狙って外食大手のワタミがファミリー向け宅配事業をスタートさせたことも報じられていました。

大手居酒屋チェーンのワタミが販売を始めたミールキット宅配サービス「PAKUMOGU」は3歳から10歳の子どもがいる家庭がターゲット。届いた食材をレシピを参考に調理する仕組みで、60種類ほどのメニューがあるそうです。15分で主菜、副菜の夜ご飯2品を作ることが可能で、子どもが完食できる味や栄養バランスを考えたラインナップにしているそうです。

ワタミの売り上げの割合はコロナ前の2019年は外食事業が5割、食事の宅配事業が4割ほどでしたが、2021年には外食は2割ほどに縮小、一方の宅配が7割を超えたそうです。これまでは、おもに高齢者向けの冷蔵、冷凍弁当の宅配が中心でしたが、新たなブランドを立ち上げることでファミリー層の獲得を狙い、1年間で1日3万食を目指したいとコメントされていました。

こうした「店舗というインフラを活用しての攻めの戦術」、参考になりますね。

これを逆に考えると攻めの戦術を構築するためにはインフラがあれば容易ということでもあると思います。ネクタイ派手夫が推奨している「調剤薬局へのサテライト保険ショップ出店」は、ここで保険を成約するだけではなく調剤薬局の店内でお客様に声掛けできることで信頼を獲得し、いつでも話せるリアルリーズを創ることにあります。出店に関わるコストは広告宣伝費あるいは社員の教育費と割り切って考えれば、出店に対するハードルは低くなると思います。ドラレコ付き自動車保険などはかなり売れますので、1年更新の損保系商品でランニングコストを補うようにしておけば、次年以降の運営が楽になると思います。

「保険ショップをインフラに訪問販売する」というスキームは作りづらいので、意外なところで「保険ショップと外販系保険代理店がタッグを組んで対応する」というのは如何でしょうか。従来、保険募集チャネルとしては別個のものと捉えられて来ましたし、若干お客様の層は異なる感じもありますが、今の時代「このタイアップ」もありかと考えています。損保系の大型代理店とは損保顧客への生保取得を保険ショップに案内するだけで実現できますので、意外と負担感無くて効果があがるスキームだと考えています。

インフラを使って外に攻めていきたい保険ショップと常にマーケットを模索している外販系保険代理店との提携、損保大型代理店と保険ショップの提携等といった異なる保険募集チャネルの横連携などは如何でしょうか。