金融サービス仲介業

= ネクタイ派手夫の保険流通革命(保険ショップ成功の鍵)=

今年の金融業界の目玉である「金融サービス仲介業」というワードが早くも新聞に掲載されました。それがNTTドコモと三菱UFJ銀行が「金融事業での包括的な提携の検討に入った」とのニュースです。3月末までの合意を目指し、「ドコモ契約者を優遇する専用の銀行口座を三菱UFJ銀に開設する」ことや、「住宅ローンの共同実施」などを協議するそうです。

 その中の柱の一つとして「共同出資で新会社を作り『金融サービス仲介業』に乗り出すことも視野に入れている」と報じられました。いよいよ来たーというところでしょうか。

因みに「金融サービス仲介業」はお分かりになりますよね。

お分かりにならない方はこちらで確認下さい。 setsumei.pdf (fsa.go.jp)

現在、銀行代理業、証券仲介業、保険代理店の金融3つが縦割りになっていて普及が進まないとして横串をさして、この3つを一つの登録で出来るようにしようというものが簡単に言うと「金融サービス仲介業」になります。この新しい業態が今年の冬には登場する予定で多くの企業が水面下で動いています。

今回の、NTTドコモと提携した三菱UFJ銀行は国内最大となる約3400万人の個人顧客を抱え、口座数は約4000万口座にのぼります。2019年10月にスマホ決済やポイント集めを一括で管理できる「ウォレットアプリ」や、2020年9月に家計簿アプリを始めるなど、取引の窓口を広げてきましたが、若年層との取引を広げるには自前では限界があり、約8100万の契約数があるドコモとの提携によるメリットは大きいと判断したものだと分析されています。銀行に通信の組み合わせは「金融サービス仲介業」の大きな柱になると思います。

携帯電話のプッシュ通知を使って、LINE保険のようにタイムリーに適切な保険提案があれば加入する方は少なくないと思います。家計簿アプリを使って出入金を入力していれば、例えば「それだけの家賃を払っているのなら3000万円の住宅ローンは組めるので、この銀行の住宅ローンをお勧めしますが如何ですか」と通知したり、家計簿アプリからどこの保険会社にいくらの保険料を支払っているかもわかりますので「あなたに最適な生命保険のご提案がタイミング良く送られてきた」ら、つい加入してしまいますよね。携帯電話会社も携帯通信料金の値下げを余儀なくされていますので収益確保に金融は必須となっています。

多くのメディアも参入してくると思われます。数千万人が登録して日々アクティブに動いてるサイトに金融全般のコラムを掲載しニーズ喚起しておけば、ニーズが顕在化した時にサイトから「教えて欲しい」というメッセージが入り、これを金融業者につなぐことで仲介フィーが入ることになりますので、簡単ですよね。自社で募集する訳ではなくて「仲介」することが業となりますし、ブローカーのように中立公正な立場で一番良い商品を持つ金融事業者を仲介する訳ですので、ユーザーを抱えているメディアは取り組んでくると思います。

保険代理店も指をくわえて待つ必要はないと思います。保険は代理店業を続け、銀行と証券だけを金融サービス仲介業として取り扱えば良いと思います。金融サービス仲介業をやるには一定の拠出金が必要なので1社では負担が大きいため複数の保険代理店で出資し合って新会社を作る動きが活発化しています。1社100万円出して100社集まれば1億円になります。このくらいの規模で新会社を創ることは容易かと考えています。

まずは「やること」が必要です。「やらないという選択肢はない」と考えています。

結心会会員と一緒に取り組んでみたい代理店さん、企業さん、大募集中です。是非、結心会またはインステック総合研究所のHPからメッセージお寄せ下さい。