新型コロナウイルスの感染拡大で家計相談が増えています

= ネクタイ派手夫の保険流通革命(保険ショップ成功の鍵)=

新型コロナウイルスの感染拡大で、もし感染したら保険でカバーされるのか、仕事を休んだら賃金は支払われるのか、予定していた旅行を取りやめたら返金されるのか等々といった家計相談が増えていると新聞報道されていました。

保険ショップが入っている商業施設自体に人が来なくなったので、保険ショップも苦戦していると一部では聞いていますが、一部ショップでは「新型コロナウイルスの感染の場合、保険対応になるか知っていますか」といった看板を立てて集客をしているところもあります。この辺りは新聞各紙で特集を組んでいますので、それをコピーして渡してあげるだけでもお客様は喜んでいただけると思います。

ちなみに、基本、普通の医療保険では、新型コロナウイルスに感染して入院した場合は一般の病気と同様に入院給付金を受け取れます。手術を受ければ手術給付金も対象となります。

海外旅行傷害保険での疾病治療費支払いも、期間中に海外で発症した場合、対象となります。帰国後に発症した場合も72時間以内に治療を受ければ国内でかかった医療費もカバーされます。

海外旅行傷害保険には、やむをえない理由により渡航を中止するか途中で帰国した場合に、その費用を補償する特約もありますが、これは、①本人か親族が重篤、死亡、②本人か親族が一定期間以上入院、③渡航先からの退避勧告が出たなどが対象となりますので、今回の新型コロナウイルスでは対象になる可能性は極めて低いと考えます。

旅行などを目的に購入した鉄道や航空券を取り消すと運賃はどうなるのでしょうか。

JR各社では通常は手数料がかかりますが、臨時措置として新型コロナウイルスを理由とすれば手数料なしで全額返金し、ANAやJALは理由を問わず手数料なしで全額を返金する措置を実施中です。

イベントの中止も相次いでいますが、AWPチケットガード少額短期保険は濃厚接触者について自治体などから検査が必要とされた場合、結果判明までに開催されるイベントへの参加を取り消す際の費用を補償します。

こうした情報を知りたいという方も多いと思いますので、保険ショップはこうした情報を発信する場として機能すべきだと思います。「いつでも」「何でも」「気軽に」相談に来れる場としての保険ショップの存在価値をこうした際に発揮して欲しいと思います。

困り事、悩み事、心配事等々すべての解決策を聞くことができるプラットフォームとしての保険ショップの機能をもう一度お客様に認識していただきましょう。